国交省住宅エコポイントの概要 http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000017.html
従来の予定では12月31日着工分までとなっており、5カ月も短縮され周知期間も2カ月半と異例尽くめだ。まぁ民主党政権はメチャメチャなので何が起こっても不思議ではないが。東日本大震災と言えば何でもありなんでしょう。
予算は約1400億円(経費含)で2月末で800億円も消化してしまい時間の問題でもあった。昨年の11月から毎月100億ポイントの申請があり、終了の予想は簡単に出来た。予算が尽きたら終わるよと言ってたので間違いではないけど、もう少し早く言うべきだったのでは。
そもそも家を作ろうとするお金持ちに国から金を与えると言う国交省が提案して民主党政権がOKした最もお馬鹿政策で住宅着工戸数を押し上げるという目的が遂行されたのかは甚だ疑問だ。
私が思うに新築申請のほとんどがハウスメーカー(住宅事業建築主の判断基準でクリア)と安い建売住宅(木造で省エネ等級4)でしょう。地場の工務店の住宅着工戸数を押し上げないといけないのに仕事は回っていないのが現実でしょう。
同時に建設住宅評価を受けなければ(ハウスメーカーはほとんど受けている)、検査もなく机上の話だけなので木造の場合、省エネ等級4で施工されているか保障されておらず、また、間違って施工されている可能性も十分にある。
そもそも省エネ等級4はいつも施工している慣れた業者じゃないとかなり難しい。適当な施工は逆に結露等が激しく出る可能性がある。なんちゃって等級4が市場に多く出回っただけでしょうね。
また、たいした施工数でもないのに断熱材不足がおこっており、今までの住宅はものすごい薄い断熱材が入っていたとも予測できてしまうのも怖い。
実はこれを機に断熱性能を建築基準法に組み込んでしまおうとしている動きもあるので付け加えておこう。
私の家は9月着工、12月竣工で全く関係なくなってしまった。30万ポイントで何を買おうか日々楽しんでいたのにあっけなく夢は崩れた orz
【インドネシア】ニチアスが断熱材工場拡張:来年6月稼働、生産3倍へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110513-00000005-nna-int
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